2020/2/1 野球肘検診

 野球人口の減少が叫ばれる一方で、熱心に競技に取り組む野球少年たちが注意を払わなければならないのが、将来にわたって競技に、ひいては日常生活に支障をもたらす可能性がある野球障害です。安心・安全はすべての野球少年たちの活動で第一に考えなければなりません。

検診で身体測定をします。

野球肘検診を開催しました♪

本日は企業チームや大学で活躍中の、ドクターとトレーナーにお越しいただき、「野球肘検診」を開催しました♪

小学校高学年から中学生に多く見られる『離断性骨軟骨炎(OCD)』は痛みの自覚症状が少なく、選手や指導者が気をつけていても発見できないケースも多いそうで、エコー検査で定期的にチェックすることが重要なんだそうです。

自覚症状がないから怖い
離断性骨軟骨炎

 子どもの骨が発育段階にあり、関節軟骨も脆弱でストレス耐性が乏しい少年野球時代。野球肘検診が必要とされるのは、無症状の時期に早期発見し、進行を予防して、故障リスクを軽減すること!

エコー検査

今回は検診とともに、トレーナーさんからストレッチやトレーニング方法も教えてもらいました♪

柔軟性や可動域を意識しながら、普段やらない身体の使い方に、選手達も興味津々で、真面目に楽しくトレーニングできました(^_^)

子どもの将来に対する
保護者、指導者の責任

 幸い今回の検診では重大な症状ありませんでしたが、数名の選手に不整が診られました。主原因である投げ過ぎや、投げ方では今後、慎重を期す必要があります。一般的な野球肘検診で、OCDが疑われるのは2%程度。発育段階にある野球少年の体を守るのは、それを預かる指導者や親の責任と強く自覚しました。

選手が野球を楽しめるよう、これからも「安心、安全ジャガーズ!」で(^_^)v

2 comments

  1. 子供達の身体を守り野球を長く楽しむ為にも野球肘検診これからも定期的にやって頂けたら嬉しいです。
    企画して頂いた関係者の皆様に感謝です^_^

  2. 痛みもなく順調に投げていたのに、まさかの不整(>_<) 今気づいてホントに良かった(^_^;) 改めて診断してくれたドクターには感謝です!

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