2021/12/13 Cチーム下川教育リーグvs鑓水フェニックス

監督レポート

鑓水フェニックスさんは、
八王子選手権大会で準優勝をした
超強豪チームです。

グラウンドインしてきた時、
その体の大きさに驚きました。
背が高いだけでなく、
下半身もしっかりしていました。

試合は、松が谷ジャガーズが後攻
で始まりました。

10奪三振の好投と剛腕左腕!

先発は、K君。
キャッチャーはA君のバッテリーです。

まだまだ課題の多い2人ではありますが、
この日は、
K君のボールが素晴らしかったです。

そのボールを体を張って
しっかり受け止めたA君にも
成長が感じられました。

K君のキレのあるストレートは、
相手打者のバットに当てさせません。
気づけば、4回10奪三振の
ナイスピッチングでした。

2番手H君は、誰もが認める左の本格派。

毎回、対戦チームの監督コーチが
H君の投球を見て唸ります。
そのくらいすごい選手です。

今後は課題の制球力を磨き、
誰もが認める剛腕左腕になってくれると
期待しています。

この日も相手チームを力でねじ伏せ、
ノーヒットにおさえました。

バッティングに課題

松が谷ジャガーズもう1つの課題は、
バッティングです。

この日も打てない、打てない…
凡打の山でした。

対戦相手はさすがのチーム力

鑓水フェニックスさんのピッチャーも
素晴らしかったです。
コントロールが良く、
いつもストライク先行でした。

守備も素晴らしかったです。
何度か訪れたジャガーズのチャンスは、
2度もホームでタッチアウトになりました。

今回の試合を通して、
ピッチャーのストライク先行、
守備力を高めることの大切さ
を教えてもらいました。

鑓水フェニックスさん、
ありがとうございました!

ひとりの選手の想い

最後に、R君を紹介して終わります。
R君は、前日の練習で
監督からキャプテンに任命されましたが、
度重なる監督からの厳しい要求、
厳しい指導に疲れてしまい、
最後までキャプテンを
やり通すことができませんでした。

この日は、
そんなことのあった次の日だったので、
少し心配していましたが、
この日のR君は
朝から気合が入っていました。

試合でも何とか塁に出ようと
必死に食い下がりました。

守備では、誰よりも声を出していました。

そんな時、R君の守るセカンドに
鋭い打球が飛びました。
R君は、その打球に臆することなく
向かって行きました。
ボールを弾いてしまいましたが、
すぐに取りに行き、
ファーストに投げてアウトにしました。

「おっしゃー!」

と拳を握りしめて
大きな雄叫びをあげていました。

まさに、気迫のこもったプレーでした。

自然と他の選手もR君のところに駆け寄り、
R君のプレーを称え、
その1つのアウトを
みんなで喜び合っていました。

チーム力が高まっていくその先に

松が谷ジャガーズCは、
来年の秋のジュニアチャンピオンシップで
優勝を目指しています。

1つのアウトを
みんなで力を合わせてもぎ取る。
そして、みんなでとった1つのアウトを
みんなで喜び合い、
それを積み重ねていくことで
チームは強くなり、
勝ち進むことができるのだと思います。

今日の試合で、
その夢に一歩近づけたと思います。
厳しい練習がまだまだ続きますが、
その先にはそれ以上の喜びがあります。

みんなでたくさん喜び合い、
優勝して、より強い松が谷ジャガーズになろう!

試合後のミーティング

Start a Conversation

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です