2018.5.27 BCチーム 研修2部 VS 北野バイオレンズB

BCチーム、5/27は研修 北野バイオレンズBさんとの対戦、9-12の敗戦でした。
よく点を取ったんですけどね。先週に続いて初回、大量失点でした。

攻撃のときは声もよく出ているのですが、守備のときの声が少ないですね。

この試合の大量失点は声がポイントでした。

 

選手の間に上がったフライは誰が取るのか。
いわゆる「お見合い」プレーです。
フライを途中まで追いかけるが選手同士が譲りあってしまい、結果的に選手の間にボールがポトリと落ちる。
プロ野球の世界でも時々見かけます。
守備側としては相手を打ち取ったのに、攻撃側としては打ち損じたのに、ヒットになってしまう。
ひとつのプレーで互いのチームの雰囲気をガラッと変えてしまうプレーですが、ひとつ間違えれば選手同士が衝突してしまう難しいプレーでもあります。

一般的に声を掛け合うこと、つまり、フライが上がり、落下地点が予測できたら誰が取るのか声を出すことが解決策と言われています。

しかし、自分で取ると決めて声を出しても取れるかなという不安が出たり、譲っても本当に取りに来てくれるかなと心配したりとその瞬間に様々なことを考えてしまうでしょう。

これまでの試合ではあまりそのようなシーンがなかったので表面化しませんでしたが、この試合は如実に現れました。

もちろん声を出して取る人を指示し合うことも大切です。
しかし、お互いが譲り合うような声出しになってしまうこともあるかもしれません。
また、ボールを一生懸命追いかけていると、声を出していても気付かないかもしれません。
やはり難しいプレーです。
結局は誰かが取りに行かないことにはアウトをとれません。

野球の守備は右投げを前提として、捕球して送球する一連の流れから、3塁側の選手から積極的に捕球に向かうという暗黙のルールのようなものがあります。
ゴロもそうですが、選手間のフライも、ある程度のルールを作ることも解決策のひとつになるかもしれません。

積極的な失敗はしてもいいのです。

普段の練習から、監督、コーチに「声を出せー、声が小さい」と言われています。
今一度、練習でも試合でも大きな声を積極的に出すことを心がけてほしいと思います。
そして、バッティング中の守備の時や試合形式のノックの時から声を出して思いきってプレーする、それで失敗しても、次こそはという気持ちで声を出し積極的なプレーをする、積み重ねることで感覚が磨かれ、範囲が分かってきます。

試合は負けましたが、良い経験になりました。

練習場に戻ってからの練習開始のアップでは、しっかり声が出ていました。
これからどんどん暑くなり、体力的にも辛くなりますが、そんなときこそ声を出して、声を掛け合って、練習、試合に取り組んでいきましょう!!

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